業界の“異端児”「トライアル」 DX責任者が注力する「非計画購買」伸ばす仕掛け【Bizスクエア】
トライアルってどんな会社?
全国300店舗以上を展開するディスカウントストアで、IT技術を活用した新しい買い物体験を提供しています!
未来の技術が店内に!
- セルフレジカート:並ばずに簡単会計。予算管理もラクラク。
- AIカメラ:商品の欠品を自動で感知し、効率的に補充。
- デジタルサイネージ:唐揚げができたて!などリアルタイム情報を店内で発信。
こんなところが面白い!
- 個人に合わせたクーポンがその場で届く!
- 顔認証で財布やスマホなしで買い物可能!
実際に体験してみませんか?
最新技術で買い物の未来を変えています。最先端技術が詰まった店舗で、新しい買い物体験をしてみましょう!
トライアルの概要
- 全国に300店舗以上展開するディスカウントストアで、24期連続増収を達成。2024年の売上は7,179億円。
- 食料品、化粧品、家電など幅広い商品を低価格で提供。
IT技術の活用
- セルフレジカート
- タブレット付きのカートでバーコードをスキャンし、レジを通さず会計可能。
- 人件費削減やレジ待ち時間短縮(1/4)を実現。
- 利用率は25%。利用データを分析し、個別クーポン提供や店舗の効率化を図る。
- デジタルサイネージ
- 店内のディスプレイで広告や惣菜の出来たて情報を表示し、非計画購買(衝動買い)を促進。
- 広告収益モデルも展開。
- AIカメラとIoT技術
- 在庫管理や欠品検知を自動化し、補充や発注情報の効率化を実現。
- 流通業界の無駄(推計40兆円)削減を目指す。
- 顔認証決済
- 都心部の小型店舗で試験導入。顔とクレジットカード情報を登録すれば財布なしで買い物可能。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
- 店舗内で得られる購買データをもとに他社と協力し、商品開発や販売促進を行う。
- 福岡県を拠点に、企業間連携で効率的な流通システム構築を進行中。
独自性と展望
- ウォルマートの手法を参考に、日本独自の細やかなデジタル技術を導入。
- AIやダイナミックプライシングで食品ロスやコスト削減を推進。
- 「デジタルとリアルの融合」で新たな購買体験を創出し、流通業界の革新を目指している。